タツル、というのが俺の名前で、漢字では「樹」。
初対面の人なんかからよく「どんな漢字書くんですか?」と聞かれる。
「じゅもくのじゅ、一文字」と答えるのがが1番わかりやすいらしく、そんな風に言えばいいのだが、俺はヘソ曲がりだから「樹氷の樹」とか「世界樹の樹」とか言うことにしている。
そうすると大概「あー、ジュモクノジュですね!」という返事が来る。
ジュモクノジュ、俺はジュモクノジュ?なーんか嫌だがまぁいいか。。
樹というのはそれなりに樹齢を重ねて大きくなった木のことを言うのであろうと解釈しているが、俺は今52歳だからまぁ、樹でいいのか。
樹が立っているためには葉も花も必要なんだろうが、最も重要なのは見えない部品「根」だ。
人で言うと経験による知識や技術がそれにあたる。
良い樹であるためには良い根を張らねばならぬ。
経験値の低いやつがどれだけ吠えても駄目だね。
ミュージシャン及びヒョーゲンシャー諸君、根を張りたまえ、その上で葉を茂らせ花を咲かせ実をつけたまえ。
なんか偉そうだが、自分に言っているんです。