で、いつから知り合いなの?

とか、
わりかし
しばしば聞かれるので、
ケッコーめんどかったりもする。

だもんで、
このブログを通して振り返りつつ
ついでに閲覧回数を増やそーってな魂胆。

でわ
いざ開始。

1番古い記憶で言うと、
distortion classっつー、
そこたら中のハコで出禁喰らったイベントが、
とうとう村門でやれるっつー話で、
じゃ見に行くべさってな感じで訪れたのが
最初だった気がする。

当時、
90sを思春期真っ只中で過ごした自分は
まさに
ハイファイ生まれ
音圧育ち
bit(※1)もmaximizer(※2)もアゲアゲ世代。
DTM(※3)も一般市場に降りてきて、
その辺の嗅覚が鋭かった自分は
こぞって買い漁った。

そのデジタル転換期はハコにも当然、
伝っていく。

都内を皮切りに彼方此方で
デジタルミキサーの導入が見てとれた。

いわゆるCDのサウンドを
そのまま再現する時代の到来である。

新宿〜が、渋谷が〜、新木場で〜、
と、噂を聞きつけては
足を運びまくっていた。

そんな自分にとっては
ローカルのハコになど
興味を持つハズもなく。

そんな

サウンド至上主義な頃の自分。

そんな自分にとって
『村門』の看板は
実際のそれ以上に
古びて見えていたかもしれない。

扉の向こう(そういえばまさに
mustang jerxがゲストの回だった)
はまさに、
今までに見たそれとは完全に異質だった。

それまでに自分の潜ったハコといえば

キャッシャーとバーカウンターを通り、

単色で統一されたフロアにステージ。

サイドに巨大なキャビネットが聳え、
その前には柵があり、

無造作に貼られたフライヤーが
その単色を彩っている的なやつ。

『村門』にはそのどれもが当てはまらない。

そんなライブハウスだった。

〜続く〜

※1…16bit録音から24bit録音が主流となり、
ダイナミックレンジの拡大により、
解像度が増した

※2…maximizerツールの到来によって
音の粒立ちが揃えられ、より多くの情報を
音源に詰め込めるようになった

※3…デスクトップミュージックの略
いわゆる既存のアナログ録音から
デジタル録音へと移行し、
時代は編集メインのものとなった。

-MUSIC CLUB MURAKADO-

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