さてと。

何はともあれ、
とりあえずは
自分が村門で働くコトを告知せねば。

とゆーコトで
方々へ声をかける。

ワシ、この度、村門で働くので。

と。

とわ言え、
定期イベントの開催が主たるテーマなので、

いきなりと

あらよっ!

ってな具合に開いては
それまでの考えなしの自分と一緒なので、

店側の立場から
メリットをフル稼働せねば、

ね。

冠を掲げるのは早計と判断し、
とりあえずは
しばらく無難に働いてみるコトにした。

そしてこの頃から
タツルさんとも
密に連絡を取り合うようになる。

当たり前のコトだが。

タツルさんから言われたコトが
幾つかある。

好きに使えば良いコト。
来れる日は自分も来るというコト。
その他は都度教えるよというコト。

ザックリ過ぎである。

しかし、
自分の中でもタツルさんを見ていて

常人と重ねるべきでないコトは
すぐにわかった。

とりあえずは
自分のやりたいようにやって、
気に食わなければ
タツルさんからなんか言ってくるっしょ。

ぐらいの感じで
やってくコトにした。

意外なコトに
(あくまでも自分にとってわ)
タツルさんはコワくなかった。

そして
とても面白い人だった。

ホント良かった。

ホ。

だ。

基本的には
毎週土曜日を村門で過ごすコトになる。

正直なトコ
自分が来るまでの村門を全く知らない。
今まで
どんなペースで
どんな形態で
お店をやっていたかも知らない。

とりあえず店を開けてはいるが、

来るお客さんは決まって

あれ、タツルくんは?

そりゃそーだ。
ココはタツルさんのお店なのだ。
こんなちんちくりんに
会いに来るワケない。

一杯呑んで
そそくさと帰る。

しょーがない。

だいたいからして
自分がやりたかったのは
イベントなのだから。

気づいた時には
バーテン業が仕事の大体になっていた。

あり?

と。

だが、そこは自分。
やりたいコトの為なら
基本的に犠牲を問わない。

やりたくなくなるまで
やるのがスタイル。

とわ言え、
そんな中でも
たまにはライブもある。

県外から流しの弾き語りが来たりもする。

しかし、
皆がこぞって卓をイヂる自分を
訝しげに思っているのが
手に取るようにわかる。

皆の心にあるのが不信感だ。
これは被害妄想でもなくゼッタイに事実。

仮に自分に置き換えてみるとする。

もし自分が馴染みのハコに行って
いつものPAさんじゃなかったとしたら。

ましてや、
毎回ライブの後に反省なんかも踏まえて
乾杯するような仲だったとしたら。

その人じゃないだけでも充分不安だ。

今の自分は
バーテンとしても、
PAとしても、

悲しいコトに
それを振り撒いているのだ。

この時期はマジでキツかった。。。

ー続くー

-MUSIC CLUB MURAKADO-

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